若い時から健康法を学び、実践し続けることが一番大事なことです。【ブログ記事:養生訓より】
『庭に草木を植えて大切に育てる人は、朝も夕方も気を配って、水をやり、土をほぐし、肥料を与え、虫をとって丁寧に育て、草木が成長することを喜び、枯れ落ちるのを残念に思います。草木が枯れ落ちることは大したことではないですが、自分の身体が衰えてしまうのは大変なことです。決して草木を育てることよりも、自分の身体に気を配ることの方が、おろそかになることがあってはいけません。自分の身体に注意をはらわないことは非常に悪いことです。健康になる方法を知ってそれを実践すること、自然や親にさからわず感謝の行いをし、その次には、自分自身が健康で長生きをするために、急がなくてもよいことは先に差し置いてでも、若い頃からできるだけ早く健康法を学ぶべきです。身を慎み、健康に注意を払って生きることが、人間にとって一番重要なことなのですから。』
~ 「養生訓」(貝原益軒) 巻第一より ~
※上記は、私自身が趣味の範囲で訳したものです。
若い頃から、健康に気を配ることは、確かに大切なことですよね。
若い頃は、健康のことなど全く考えず、暴飲暴食、夜更かし、徹夜作業、喫煙など、健康に悪いことばかりです。若い頃にそのような生活をしていた影響が、中年になるにつれ、どこかしこ身体の不調や病気ということに繋がっているのだと思います。
若さゆえ、しかたのないところもあるかもしれませんが、例えば大学の新入生歓迎会で急性アルコール中毒で亡くなってしまうようなことがよくあります。このようなことは、若者自身がもう少し、健康に関する知識を持っていれば、避けられることかもしませんね。